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古希 [雑感]

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 先日ついに70歳の誕生日を迎えた。人生70古来稀なり の古希である。
 あらためて、出典として有名な杜甫の詩・曲江を読む。古来稀なのだから酒でも飲んで楽しく過ごしたいと、やややけっぱちなニュアンスの詩だということが分かった。すくなくとも稀なことでめでたいと歌っているのではなさそう。むしろ、老いの憂いの詩である。 

 自分のことをいえば、さすがに、そうか、もう古希か、そうか。と感慨ひとしお、である。60歳の還暦を迎えた時は現役だということもあって、ふむふむ、そうか還暦ねえ、という感じだったような気がするが、今度はさすがに少し考えた。何をといえば、来し方、現在、行く末をである。

 高齢化社会を迎えて、一般的に言えば、古希などは、以前と違って何ほどのこともない。会社のOB会でも、人数が多すぎて、お祝いを出すのを早々に止めて今はつぎの77歳・喜寿から寿ぐ。
 とは、いっても本人にしてみればそれなりに感慨がある。もちろんおかれた境遇、健康状態などで感慨もさまざまだろうが。
 家族が、5月に古希のお祝いをしてくれた。7月の誕生日前でもお祝いは良いと自分が言って。催促したみたいだ。心からみんなが集まり祝ってくれたことが何より嬉しかった。古希まで元気に生きられたこと、稀れには
違いない。しみじみと、ありがたく感謝している。
タグ:古来稀なり
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