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調剤薬局のフシギ [健康]

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世間知らずといえばそれまでだが、医薬分業とはどんな議論があって、どんな報道があったのか全く知らなかった。通院していた病院では、しばらく院内でも薬を受け取れたので暫く変化がなかったが、そのうちそれができなくなってはじめて調剤薬局なるもに病院の帰りに寄るようになって自分のことと気がついたのである。

 医薬分業は、医者の負担を軽減することと医者と違う第三者が別の面から、処方される薬をチェックするのがメリットだそうだ。デメリットは、医療費全体の増加と手間がかかることである。
 誰が便利になって、誰が得したのか。こうなった以上社会全体では効率的になっていると思いたいが。

 気がつくと何時のまにか街に調剤薬局が溢れている。いくらも離れていない目抜き通りの好立地に店を構えている。その数は中途半端なものではない。大きな店もあるが、小さな店も多い。客が来なかったらどうなるのかと他人ごとながら心配になる。病人は増え続け薬の必要性は大きくなるばかりなのだから、余計な心配か。

 調剤薬局では、すでに医者にさんざん聞かれ、答えてきたことをまた薬剤師に聞かれることもある。うんざりすることもある。まわりに人がいるときなど気になって、返事もむにゃむにゃになることが多い。
 お薬手帳や薬の明細などしきりに親切に勧めてくれ、情報提供として薬の説明や副作用の書いてある明細書を貰えるのは有り難いが、同じくすりでも毎度渡される。この場合、払う情報提供料はムダになる。

 一番困るのは、込んでいるときなどに薬を受け取るまで待たされることである。そうでなくとも、病院で十分過ぎるほど長い時間待たされ、持っていった本は読んでもうない、その挙句なのだ。かといって出直してくるのもたいへん。1,2時間待たされるのはざらだ。半病人でも辛いことこの上もない。
 システムというのはどんなものでも長短があり、変革はそれの選択になるが、当事者によってもメリットデメリットは異なるのは当然ながら、半病人にはいまのところ受益感は薄い様な気がする。


タグ:調剤薬局
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