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ツイッター [PC]

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この頃ミヤコに流行るもののひとつに、ツイッターなるものがある。
140字以内でつぶやくのだそうだが、クチコミによる情報伝達の速さ、広さが話題になっている。つぶやきをフォローし、フォローされ自ずと価値観の似たもの同志、あるいは似ていないものを巻き込みグループが形成されるようだ。
 人が書いたものを読んだことはあるが、どんな仕組みなのかは具体的には知らない。

     毎年よ彼岸の入りに寒いのは

 この句は正岡子規の母上のつぶやきを子規がそのまま俳句になるとして作られた句だという。まさにつぶや句だ。ことほどさように俳句は、ツイッターには合いそうだ。なにせ、140字もいらぬ、17文字である。なかでも  小林一茶の句にはつぶや句が多いような気がする。久保田万太郎などもいいつぶやきがある。俳句はため息文学とも言われるが、つぶやき文学でもあるように見える。
 俳句だけでなく、短歌や川柳もツイッターにはなじみそうな気がする。
俳句のなかでも、「咳をしてもひとり」とか「墓の後ろへまわってみる」など、山頭火や放哉などの自由律詩はつぶやきそのものが多いのではないかと思う。

 連句などは、つぶやきに呼応してつぶやくようなもの。これもなじみそうだ。
 
 関連はあるけれど、脈絡がないと言われそうだが、某元プロ野球監督の「ぼやき」などは、「つぶやき」であろう。ツイッターに合いそうである。こちらもつぶやきといいながらも、しっかり自己主張というか、自己PRも含めて情報を発信しているところが良く似ている。これに応ずるシステムはなさそうだが。

 それにしても、携帯のメール、HPの掲示板、ブログ、ミクシィなども双方向、多方向の違いはあれど情報伝達ツールである。 考えてみれば、みなツイッターのようなものだが、この行きつく先が140字という短文のツイッターなのか、それとも、ツイッターだけは、何らかの展開可能性をもった独自の情報伝達ツールなのか。

 ひとのすなるツイッターなるものを年寄りがやったらどうなるだろうかと少し興味がある。

平成24年10月4日追記
災害時に役立ちそうと聞いて家族6人加入した。結構ツイートもフォローも難しい。若者はそうではなさそうだが。実際に災害が起きた時、携帯で操作が出来る自信はゼロ。何度か練習が必要と分かっているが、災害時に携帯電話自体使えなくなる可能性ありと聞くとその気も萎える。
やはり、平和時のソーシャルメディアだなと思う。しかし、まだ試験的につぶやいた1回だけである。やはり若者向ツールか。デモ参加の呼びかけなどでは効果ありとのことだが、不特定他者への語りかけというのは、さみしい老人たちにも馴染みそうに思う一方、まず使えこなせまいとも思う。
その点ではフェイスブックの方が良いかもしれないが、これはこれで付き合いの煩わしさがついて回るのだろう。こちらはまだ未体験なので皆目見当がつかない。


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