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自炊 [PC]

 
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今年の9月、わがHPは開設10周年となった。その記念に掲載した俳句、短歌、川柳、連句、エッセイをそれぞれに雑文をつけ本を4冊作った。俳句は、「俳句帖はっくしょん」、短歌と川柳はまとめて「腰折れかわやなぎ」、連句は「連句帖ほんのいっときの愉しみ」、エッセイは「風」と題した。それぞれを一冊ずつだけ自分のために製本して、天上天下唯我読本だと洒落た。

 7月にiPadを買ったときから、なんとかこれを電子本として取り込めないものかと考えていたが、試行錯誤を繰り返したうえ、ついに先日やっと実現した。

 本を電子書籍化するのには、裁断機で本をばらし、スキャナーで取り込むのだがそれを「自炊」と言うそうだ。あまり、的確なネーミングとも思えないが、流行語になっているとか。これをするには多額の投資がいる。裁断機もスキャナーも高価なのである。一冊だけのためにそんなことをするつもりはない。加えてせっかくの本をギロチンのようなものでバッサリ裁断するのはあまり感心しない。

 本はワードで作っているのでPDFファイルにしてアプリのDropBoxを使いGoodReader、Cloudreaders,i文庫HDなどで読めるようにした。自分にはめくる感じや扱いは、i文庫HDが一番具合が良く気に入っている。
 調子に乗って5冊目の水彩画集を作り楽しんでいる。e個展と称してもう一つのサイトをつくり、水彩画をアップロードしているのだが、これがアッパーの10MBに届きそうなのである。
 そこで古い順から取り外すことにして記録のために本の形式にしたのをiPadに取り込み残すことにしたのだ。今回のは、印刷と製本の過程が無い。いよいよペーパーレスだ。

 電子書籍のようなものを自分で作ってみて、電子書籍というのは今後色々な可能性を秘めているのではないかとしみじみ思う。なにしろ、小さなタブレットに収納できるデータの量が凄いことを体感した。

タグ:Dropbox
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