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クロッキーのこと [絵]

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我が教室において一枚のクロッキーを描く時間は、はじめは15分から、あと10分になり最後に5分になる。4、5回目となるのにまだ全くついていけない場合があり、15枚程度のうち書き損じが1、2枚でてしまう。
早書きが勉強になるのかどうか、やっていてもあまり自信はない。
ただ、じっくり時間をかけて描いたからといって、たしかに良い絵になるとも言えないのは経験上良く分かる。また、短時間で美を捉えるのが特質である水彩画では、基礎的な技術として必須科目かも知れない気はするので、このカリキュラムは比較的まじめに取り組んでいる。

クロッキーというのをあらためて調べて見た。
「クロッキーCroquis (フランス語)とは速写画といい、対象を素早く描画すること、またはそうして描かれた絵そのものを指す。スケッチ(写生)とも言うが、特に短時間(10分程度)で描かれたものをクロッキーと称する。
主に動物や人体などの動きのあるものを素早く捉える訓練として行われる。またタブロー(完成品)へ昇華させるための習作として行われる場合もある」とあった。
なるほど、なるほどまさしく「訓練」なのだ。

クロッキーといわず、いつも紙と鉛筆を持っていて、何でもさっと書く習慣をつけると、絵は上達すると聞いたことがある。しかし、そんなことができるのは画学生かプロかいずれにしても少数派だろう。
ただ、沢山描いている人はやはり、何と言うかデッサン力、筆力が違うような気がする。クロッキーをやっていても、また道遥かの思いしきりである。
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