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多摩動物公園の虎 [絵]

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今年の五月下旬に異常な暑さが日本中を襲った。その終わりころの5月29日、家人の引率で姉と三人で日野市の多摩動物公園に遊びに出かけた。
家からは西武新宿線拝島行きに乗り、玉川上水駅でモノレールに乗り換える。1998年多摩都市線モノレールができるずっと前、玉川上水に5年ほど住んでいたことがある。立川までモノレール新線が出来るそうだという噂が出たころに引っ越してしまったので、乗ったことがない。そこで今回試乗?しようということになった。
立川あたりから若者が大勢乗り込んでくる。いい若者が動物園かと思ったら大学生であった。刑法などを読んでいる。何校か多摩センターあたりに都心から移転しているらしい。

家人がネットで調べてくれて、新宿まで出て京王線高幡不動乗り換え、多摩動物公園駅下車の方が速いし、料金も安いそうだ。帰りはそれにした。

多摩動物公園は1958(S33)年、無柵放養式で自然に近い状態の動物を見せることを標榜して開園、はや56年が経過した。一度行ったことがあるような気がするが、全く覚えていない。入り口の景色は、かすかに見たような気はするのだが。

入園してすぐ入った昆虫館の蝶が素晴らしかった。揚羽蝶をはじめ多種類の美しい蝶が大温室中に群舞していた。これが見られただけでも暑い中来て良かったと思う。

お昼を食べてから、五十周年になるというライオンバスに乗る。老人優遇で100円。ライオンは道路にへたり込んでいるだけだが、同乗の幼稚園児たちは目を丸くして見ていた。
熱中症に注意してお楽しみ下さいと、園内にアナウンスが繰り返し流れる。
体調いまひとつで、とてもあちこち歩けないだろうと思っていたが、シャトルバスの助けもあってキリン、トラ、チンパンジー、オランウータン、ユキヒョウ、レッサーパンダなども見た。見なかったのは、象、サイ、猿、カンガルーなどか。
呼び物のオランウータンのスカイウオークは、臨時のお休みであった。ふるさとがボルネオかスマトラか知らぬが「森の人」も日本の暑さで疲れたのであろう。

絵は撮って来た写真を見て家で描いた。紙はアルシュ、F2の大きさ。虎は動き回るので、ライオンと違い迫力がある。谷越しから見ていたら「捨身飼虎」という言葉が頭によぎった。
しかしながら、絵には迫力が無いのが残念。

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