タケニグサ 竹似草 [自然]
煮草とも。
ウキペディアによればタケニグサ(竹似草、学名: Macleaya cordata ) はケシ科の多年草で日当たりのよい草原、空地などによく見られる。山野草だ。
子供の頃、田舎で良く見かけたが、名前を知らなかった。近所のお宅の庭に植えられていたが、田舎では山野に茂っていて、ぽきりと折って出るオレンジ色の液は疲労回復に効くと誰かが言い、走ったり運動した後皆んなでふくらはぎに塗ったのを覚えている。
散歩中に懐かしくてiPhoneでパチリ。グーグルフォトで検索した。
タケニグサのオレンジ色の液にはアルカロイドの一種プロトピン(protopine)などが含まれていて有毒という。モルヒネを採る芥子ケシと同じケシ科なので納得。虫刺されにも良いと聞いたような気もするが。
園芸品種もあって欧米のイングリッシュガーデンなどではよく植栽されるという。日本でも植えられるというが、これを植えて愛でるという人は珍しいのではないかという気もする。自分のような田舎者の偏見かも。
なお、タケニグサは3、4メートルにもなるので大きな庭でないとダメ。
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