オキザリス トリアングラリス [自然]
これは我が家の庭の一角と植木鉢に植えていたもの。いたというのは、鉢の方が枯死してしまい今は無いのだ。いずれまた生えて来るかも知れない。何度かそれ繰り返している。繁殖力は強い。
むかし久我山に住んでいらした月下氷人の奥様が株分けして下さり持ち帰って植えた。
あるいはそうで無かったかも知れない。最近はすっかり記憶力が落ちてしまった。奥様もその後高齢者介護施設に入られ先年亡くなられてしまった。
月下氷人は学生時代に家庭教師のアルバイトをしていた時の生徒のご両親である。自分はリタイア後もご挨拶に伺ってお茶をご馳走になっていた。
見たことはあったが花の名前が分からずググったら、かたばみ科のオキザリス(酢漿草 カタバミ 別名すいばぐさ)だという。
かたばみはマメ科のクローバー(シロツメクサなど)とよく間違われるが、クローバーは葉の形状が丸く白い線があり、全く異なる植物だそうでややこしい。
オキザリス トライアングラリス
学名:Oxalis regnelli ( or triangularis )
科名: Oxalidaceae (カタバミ科)
属名: 属名= Oxalis sp.(カタバミ属)
英名: Oxalis 'Charmed Wine' 、 Oxalis
商品名は紫の舞。ワインレッドというか葉は紫色が強烈。形も三角形(トライアングル)が三枚大きく眼を惹く。その割に花は薄いピンクで可憐。
オキザリス・トリアングラリスは、南アメリカに分布するカタバミ科カタバミ属の多年草。
オキザリスが属するカタバミ属の植物は、世界に広く800種あまりが分布しており、その草姿は変化に富んでいる。
なお、オキザリスという名前はギリシャ語の「oxys=酸っぱい」という単語に由来している。
葉や茎に硝酸を含んでいるので、口に含むと酸味があるらしい。
見るたびに昔のことが思い出され、しみじみとする花が、誰にでもいくつかあるものだ。
コメント 0