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誕生日花 [自然]

 


 誕生花というのがあるという。


 誕生石は有名だが、あれは月単位。日単位の誕生日花などあまり知らない人が多いのではないか。されば誕生木などいうのもあるのかも知れない。


 園芸農家や花卉販売業者、花店などは販促にこれを利用しない手はない。もっとも知らないのは自分だけで、もう人はやっているのかも知れないが。


 我が誕生日724日の誕生花は「エンレイソウ(延齢草)」とか。


 知らなかった。残念ながらお目にかかったこともない。


 早速延齢草なるものをネットで調べて見た。こんなことは閑人にしか出来ないなと、我ながら苦笑する。


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科・属 ユリ科・エンレイソウ属


和名  延齢草


英名  Wake robin


学名  Trillium smallii


原産地 東アジア


開花期 4月~5


 


 エンレイソウ(延齢草)は東アジア~ヒマラヤなどに40種類が分布する、ユリ科の多年草。湿り気のある林の中に自生し、緑や褐色、暗い紫などの目立たない12cm程度の花を1つ下向きに咲かせる。花は初めは下向きにつくが、咲きすすむにつれて横向きになっていくとか。草丈は2040cmほどで、大きな葉がドレスのようにみえるため「森の貴婦人」ともいわれているそう。 森の貴婦人とはオランウータンだったか。


 中国では、乾燥した根茎を胃腸薬として用いられていて、それによって命拾いできることから「延齢草(えんれいそう)」、または「延齢草根(えんれいそうこん)」と呼ばれていたため「エンレイソウ」と名付けられたというのが名の由来。学名の「Trillium(トリリウム)」は、3つという意味の「tri」と「lilium(ユリ)」からきている。


 花色は赤、淡紅、桃、白、黄、紫などがある。 


 エンレイソウ(延齢草)はサポニンなどの有毒成分を含む有毒植物。薬効もあるとの記述はあるが、基本的には毒草であり、絶対に口にはしない方が良いらしい。


 エンレイソウ(延齢草)の花言葉は、「奥ゆかしい美しさ」「叡智」「熱心」。


大きな3枚の葉が広がる中にさりげなく咲いている花の姿から、「奥ゆかしい美しさ」という花言葉がつけられたという。 


 何やら傘寿翁には縁起の良さそうな誕生花ではある。むろん花言葉「奥ゆかしさ」ではなく「延齢」の方だ。


 


 話は飛ぶ。昨年のわが誕生日7月24日は、(傘寿だった!)いながらにして世界の人が併せて祝ってくれたであろう五輪開会式の日と重なる筈であった。


 しかし、コロナで一年延期となったため、今年の7月23日が開会日となったので、翌24日は(盤寿だ!)これまでの80回の誕生日同様、家族だけが祝ってくれる普通の誕生日となる。


 時節柄、祝宴歌舞音曲は延期である。


 この間の息災、延齢に感謝して過ごさねばならない。


 


 ところで家人は315日生まれ。およそ誕生日に花を贈ったことなどなく、ケーキを買って食べるくらいだが、誕生花を知っていれば薔薇などより気がきいていたかも知れぬ。


 315日生まれの誕生花は、「クンシラン」「イベリス」「勿忘草」「ホワイトレースフラワー」「スイートピー(白)」ビオラ()という。


 


 君子蘭(クンシラン)は名前に蘭(ラン)がつくがラン科ではなくヒガンバナ科の植物。君子蘭(クンシラン)と呼ばれているウケザキクンシランは、 花茎4050センチで1520ほどの花をつける。雄大な草姿で気品がある。


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 なお、紫君子蘭(ムラサキクンシラン)というのがあるが、これは67月頃咲くアガパンサスのこと。南アフリカ原産、君子蘭と同じヒガンバナ科。


 最近良く見かける。人気があるのだろう。


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 イベリスは、砂糖菓子のようなかわいい花が株を覆うように咲き、春の花壇を彩る。名前は、スペインの昔の国名イベリアに由来し、この地域に多く自生していることからつけられた。中国名では屈曲花(マガリバナ)と呼ばれ、これは太陽を向く性質が強くて花茎が曲がりやすいことに由来する。アブラナ科である。


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 ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)の和名。ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、ノハラワスレナグサ (M. alpestris)、エゾムラサキ (M. sylvatica)、あるいはそれらの種間交配種である。一般には、広義の意味で称される。季語は春である。(ウキぺディア)


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 ホワイトレースフラワーは春まきも秋まきもできる一年草。花は繊細なレースのようで、同じセリ科のニンジンやセリなどの花に似ているが、それより花房が大きく、花房の間にすき間がある。


 学名:Ammi majus


 別名:ドクセリモドキ


 科名:セリ科


 分類:秋まき一年草~二年草


 原産地:地中海沿岸


 大きさ:背丈80150cm、横幅3060cm


 主な見所:花(5~7月)


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スイートピー、ビオラは説明を要しないだろう。

 誕生日花が複数あるのも困ったものであろう。どれかに決めるといった性格のものか知らないが、プレゼントする時は迷うだろう。


 かの人はどれに似ているか。どれなら喜ばれるやらなどと。


 


 この稿もウキペディアなど写真を含め殆どネットから拝借している。無断拝借御免。


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