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シモツケソウ(下野草)とシモツケ(下野) [自然]

近所の団地内の花壇に咲いていた。

薄紅色というか、ピンク色というか、おだやかな美しさに惹かれたが、名を知らずググった。結果はシモツケソウ。

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この花に限らず、知っている人は多いだろうから、無知、不学を晒すようなものだが、幾つになっても知るということは楽しい。

シモツケソウ(下野草、学名Filipendula multijuga )は、バラ科シモツケ属に分類される多年草の一つ。

和名は木本のシモツケに似る草本であることから。シモツケは「下野」(栃木県の古名)で多く見られたことに由来する。お隣の上野(群馬県)にもあるだろうになと想像してしまう。

 

画像で左に木本のシモツケ、右に草本のシモツケソウ(が一緒に映っているのを見つけた。虫は迷わないのか、風媒花か、交配はしないのか余計な心配か。へぇーという感じ。(右下)

 

高山型変種にアカバナシモツケソウがある。背景の山は男体山と見たがどうか。(左下)

 

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川柳擬き(含笑句)

疎開地の母の生家に下野草 

山峡の故郷遥かシモツケソウ

下野(シモツケ)は疎開地にして我が故園

上野にシモツケソウの咲き誇り

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/シモツケ

 

シモツケ(下野、学名:Spiraea japonica )は、バラ科シモツケ属に分類される落葉低木の1種。別名、キシモツケ(木下野)とも呼ばれる。

学名の属名「Spiraea」はギリシャ語で「螺旋」を意味し、果実が螺旋状をしていることに由来する。「japonica」は「日本の」を意味する。 

和名のシモツケ(下野)は最初に下野国、現在の栃木県で発見されたことに由来するということで、学名にジャポニカが入っている何やら嬉しい。

画像で見る限り、花は草本のものより濃い感じがする。

 

 

変種にドロノシモツケ (学名:Spiraea japonica  var. ripensis )があるという。全長が30-50 cmの小低木で、全体に無毛。紀伊半島南部の和歌山県、奈良県、三重県に分布し、川岸または河川の中ほどにある岩の上に生育する。何故こんな名のか、どんな花姿なのか、興味深いが不明。


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