ITはしみじみ生活の敵か味方か? [PC]
いうまでもなく、仕事を持っている人には、ITは強力な味方である。
英語能力もだが、リテラシー能力が有ると無しでは仕事の質と量に雲泥の差が生ずるだろうということは、いま、ビジネスに携わっていなくとも、容易に想像できる。
むかしは、たとえば、ものを企画するのにもデータ集めやそれをスタッフが共有するためにどれほどの時間と労力を取られたかを考えればすぐにわかろうというもの。
ときどきかたくなに万年筆と原稿用紙でないとね、とか言うひとがおられる。もちろん気持ちも分るが、失っているものも多いのになぁ、と思う。
さて、iPadにかかわっているととめどがなくなる。
iPadを例にあげたが、他意はない。PCはと言い換えても良い。次々と先へ先へと進む。その原動力は「欲望」。 もともとITの進化の原動力は、効率化という欲望なのだから仕方ないという気もする。
何か先に楽しいものは無いかより効率的なものは無いかと探すのだ。
しかもITの進化が速すぎるうえIT能力がないので、前へ進まずぐるぐる回っていることが多い。
この間、「しみじみ」は吹っ飛ぶ。
しみじみは自然の中でさわやかな風を頬に受けながら、海、山や星空を眺めて樹木、花と対話してより深く味わうことのできる感覚である。そして一方で大事なのは、人とのつながりであろう。 あわただしいコンクリートの都市生活では、なかなか味わえない世界なのである。
ましてや、PCにかまけているとそれは遠ざかって行くように思える。
iPadでクラシック音楽を聴き、著作権の切れた古典に類する本をせいぜい読んでしみじみしなければと思うが、そこに至るまでが一苦労である。
敵としてでなく上手に使いたいとしみじみ思うが、いまのところ、まだ残念ながら味方につけるところまでいっていないのが情けない。
英語能力もだが、リテラシー能力が有ると無しでは仕事の質と量に雲泥の差が生ずるだろうということは、いま、ビジネスに携わっていなくとも、容易に想像できる。
むかしは、たとえば、ものを企画するのにもデータ集めやそれをスタッフが共有するためにどれほどの時間と労力を取られたかを考えればすぐにわかろうというもの。
ときどきかたくなに万年筆と原稿用紙でないとね、とか言うひとがおられる。もちろん気持ちも分るが、失っているものも多いのになぁ、と思う。
さて、iPadにかかわっているととめどがなくなる。
iPadを例にあげたが、他意はない。PCはと言い換えても良い。次々と先へ先へと進む。その原動力は「欲望」。 もともとITの進化の原動力は、効率化という欲望なのだから仕方ないという気もする。
何か先に楽しいものは無いかより効率的なものは無いかと探すのだ。
しかもITの進化が速すぎるうえIT能力がないので、前へ進まずぐるぐる回っていることが多い。
この間、「しみじみ」は吹っ飛ぶ。
しみじみは自然の中でさわやかな風を頬に受けながら、海、山や星空を眺めて樹木、花と対話してより深く味わうことのできる感覚である。そして一方で大事なのは、人とのつながりであろう。 あわただしいコンクリートの都市生活では、なかなか味わえない世界なのである。
ましてや、PCにかまけているとそれは遠ざかって行くように思える。
iPadでクラシック音楽を聴き、著作権の切れた古典に類する本をせいぜい読んでしみじみしなければと思うが、そこに至るまでが一苦労である。
敵としてでなく上手に使いたいとしみじみ思うが、いまのところ、まだ残念ながら味方につけるところまでいっていないのが情けない。
タグ:しみじみ生活の敵
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