SSブログ

桜の絵 その2 [絵]

image-20140505121626.png
善福寺川緑地公園に花見に行ったとき、池に咲く桜と翡翠を見た。
眼福や花とかわせみ善福寺
と駄句を詠み、カメラにおさめて帰ったので、それを見て性懲りもなく2枚目の桜の絵を描いた。
前と同じく大きさは、F4、紙はウォーターフォード(細目)でまたマスキング使用。やはりうまくいかなかった。かわせみのほうは、力まなかったからか、まあまあの出来。鳥は小さいので、マスキングが効果を発揮したのかも知れない。

以前桜の絵について、花の絵を水彩で描くのはむずかしいと書いたが、自分にも多少の混乱があったように思う。
ここでいう桜の花の絵は、どちらかといえば、花の咲いている樹木のことであって、ブロッサムや花弁まで描く花の絵のことではない。両方ともむずかしいことに変わりはないので、言わんとする主旨に変わりはないが、難しさの中身は微妙に違うだろう。
ヘルマン・ヘッセが悩んだ花はもくれん(マグノリア)であったし、多くの画家が壺などに挿した美しい花に幾度となく挑戦しているのは、花卉そのもので、花木とは描き方も難しさも少し違う。

関連記事 桜の絵
http://toshiro5.blog.so-net.ne.jp/2014-04-18

花木の方も桜に限らず、ハナミズキでもなんでも一目見てそれと分かるように描くのは結構難しいし、まわりの他の樹木とのバランスもなかなか難儀だ。あんず、もも、りんごの花を遠くから見て、風景の中に入れて描くことを考えればよくわかろうというもの。

これまで何枚も下手な花の絵を描いてきたけれど、花木も花卉の絵とも悩みがまだまだ続くこと疑いない。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

堀井英男の水彩画新宿御苑の台湾閣 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。