ルピナス(昇藤または葉団扇豆) [自然]
家人が駅前のフラワーショップでルピナスの苗を買ってプランターに植えた。この花なに?は知らないから検索するのだが、今回は花屋さんの名札がついているので、名は分かっている。しかし初めて聞く名なので、少し詳しいことを知りたくてググって見た。
ウキペディアが1番手っ取り早い。
「ルピナス属(るぴなすぞく、学名: Lupinus、ルーピン、英: Lupin)は、マメ科の属の1つ。ルピナスの名はオオカミに由来し、吸肥力が非常に強い特徴を貪欲な狼にたとえたものである。和名はハウチワマメ属(葉団扇豆属)。根生葉が掌状複葉であることから付けられた。また、花の様子がフジに似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布している。葉には長い柄があり、草丈は50 - 180cmくらいになる。春から初夏にかけて、雄大な総状花序をなし、蝶形花を多数咲かせる。宿根ルピナスの大きな物では、花穂が60cmにもなる見事な花になるが、暑さに弱く、暖地の気候にはあまり合わない。
この属は、アメリカ、地中海沿岸地域などに分布し300種類以上ある。古代には食用、飼料用、石鹸の材料として利用された。日本では、明治期に緑肥用作物として導入された。園芸植物としての栽培が始まったのは近世になってからで、1911年にジョージ ラッセルが改良種を開発し、多様な園芸種が作られるようになった。現在は園芸植物としての栽培が一般的である。」とある。
ルピナス属の栽培種で知られているのは、多年草タイプのラッセルルピナス(学名L. polyphyllum英: Garden lupin) 。寒冷地では宿根して毎年雄大な花を咲かせるが、耐暑性が弱く、温暖な地域では一年草として扱われる。アメリカ合衆国北西部の原産で草丈150cm以上になる。花色には紫・藤色・樺色・紅・白などがある。
白花ルピナスは花色 白〜乳白色。白花ルピナス豆(ルピナスビーンズ)の塩茹では、地中海地方でビールのつまみの定番として知られる。ルパン豆、または、ルパンビーンズ(ルーピンビーンズ、英:Lupin beans,日:葉団扇豆、ハウチワマメ)とも呼ばれる。
同じく黄花ルピナスもルパンビーンズ(ルパン豆)ビールのつまみとなる。
葉にも独特の特徴がある。根生葉が掌状複葉で10枚前後の放射状である。八手ならず十手だ。
なお、Unsplash でLupinと入力して画像を探したら膨大な量が出てビックリ。欧米はじめ世界中において、きっと人気のある花なのだろう。
例によって川柳擬き。
ルピナスや花が終わりて豆と知る
ルピナスの和名はゆかし昇藤(ノボリフジ)
ルピナスは葉団扇豆(ハウチワマメ)と天狗言う
ビールには黄花ルピナスルパン豆
ルピナスや怪盗ルパン連想す
ルピナスやルパン豆の味知らず
ルピナスの葉は掌状で十手なる
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