この木何の木? オウゴンモチ・マサキ? [自然]
新緑は圧倒的にグリーンが多いが、カナメモチのように赤い新緑(?)もある。しかし黄色は珍しい。散歩中見つけた植木は、秋の銀杏イチョウなどの黄葉とは趣きの異なる明るい黄色だ。
グーグルフォト検索では、黄金黐(オウゴンモチ)か黄金柾木(オウゴンマサキ)という。 素人目にはどちらか判然とせず断定し難い。
オウゴンモチであれば、モチノキ(餅の木・黐の木・細葉冬青、学名: Ilex integra)モチノキ科モチノキ属の植物の一種)の園芸種。
オウゴンモマサキならマサキ(柾・正木、学名: Euonymus japonicus)ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。
どちらかといえば、オウゴンモチのような気もするが決め手がない、
なお、春の新芽が赤くなるカナメモチは、バラ科/要黐カナメモチ属常緑広葉/小高木。オウゴンモチ、オウゴンマサキとは別種だ。
園芸種レッド・ロビンはカナメモチとオオカナメモチの交雑種で、「セイヨウカナメ」の名で流通しているとか。
この三つはモチノキ科、ニシキギ科、バラ科と科名が異なるのも面白い。
なお、オウゴンモチらしき黄色い芽の左隣に写っている濃い緑の植木は、写真では分かりにくいが、昨年検索して知ったカラタネオガタマ唐種招霊だった。今花の時期で強いバナナの香りがするのでこちらは間違いない。
英名はバナナの木 和名が唐種招霊(カラタネオガタマ) 中国名は含笑花(ガンショウカ)である。
バナナツリー 和名唐種 招霊よ 中国名は 含笑花なり
と記憶の扶けになるかと三十一文字にしたりして覚えた。
名を知れば あちこちに見る 含笑花
これは他の花木でも使った5・7・5なので記憶の扶けにはならないが、見た目は地味ながら香りが良く結構好きな方が多いらしく、よく植えられている木である。